コロナ禍でリードタイム短く動画販売をスタート。 オンラインと店舗を併用して見えた可能性とは。

株式会社ティップネス
事業
フィットネス
タグ
ライブ配信月額販売レッスン
URL
https://online.tipness.co.jp/
導入背景

コロナ禍で店舗休業。短期間で導入できる動画販売サービスを検討。

効果

会員数の増加と、店舗とオンラインのハイブリット利用で利用者の満足度も向上。

<導入の背景>
コロナ禍で店舗が休業。すぐにオンラインフィットネスの導入が必要だった。

株式会社ティップネスについて教えてください

柳原:株式会社ティップネスは施設型の事業を中心としたフィットネスクラブの運営をしています。直営店やフランチャイズ、受託施設など全国に展開しています。
その中でオンラインフィットネス事業としてtorciaも運営しています。

PLAY VIDEO STORESはどのように使われていますか?

柳原:スタジオでやっているエクササイズをご自宅でも受講していただけるようにオンラインフィットネスtorciaを提供しています。配信はVOD配信・ライブ配信どちらも行っています。

導入のきっかけはありましたか?

柳原:一番のきっかけはやはり2020年の新型コロナウイルスです。感染症対策として、店舗を一斉に休業しました。
その際に店舗に通わず運動ができるよう、torciaを開始しました。
実はコロナ禍以前もオンラインフィットネスを導入しようという考えはありましたが、店舗休業を機にグッと進んで行った感じですね。

<サービスを選んだ理由>
リードタイムの短さと柔軟な販売方法でPLAY VIDEO STORES一択。

torciaを開始するにあたり、サービス検討はされましたか?

柳原:はい、しました。
PLAY VIDEO STORESのようなSaaS型の動画販売ができるプラットフォームと、会員管理機能や決済機能を持っているサイトを作成し、そこにZoomなどの動画を埋め込むことを検討しました。
ですが、サイトを作成するとなると、時間も費用もかかります。

そのため、SaaS型の動画販売プラットフォームを利用することに決めました。

その中でPLAY VIDEO STORESを選んだ理由を教えてください。

柳原:SaaS系動画販売プラットフォームではPLAY VIDEO STORES一択でした。

まず、配信方法としてライブ配信をしたいと思っていたので、ライブ配信ができること。そして月額課金と都度課金を組み合わせて販売したいと思っていました。その点がPLAY VIDEO STORESは要件を満たしていました。

また、コロナ禍でオンラインフィットネスの需要が増加していると感じていたので、すぐにサービスを開始したいという思いがあり、短期間で導入できる点は譲れませんでした。

PLAY VIDEO STORESはテンプレートに沿ってサイト構築ができるので、導入までがスムーズで大変助かりました。
実際に問い合わせをしてから、3ヶ月で開設することができました。

<利用した結果>
店舗とtorciaを併用することで利用者の満足度が向上。サポート体制やスピード感も満足。

柳原

実際に導入してみてPLAY VIDEO STORESはいかがですか?

柳原:まず、コロナ禍ではオンラインフィットネスの会員がかなり増加しました。そしてコロナ禍が落ち着いた今も、店舗と併用してtorciaを利用する方も多くいらっしゃり、継続率向上に繋がっていると思います。

スタジオに参加したくても時間的に参加が難しい方や、レッスン内容についていけないため離脱していた方は店舗だとなかなかフォローが難しいのですが、torciaがあることによって、スタジオに参加するために練習している方などもいて、ユーザーの満足度に繋がっています

また、インストラクターの方とも店舗でのレッスンではコミュニケーションが取りにくいのですが、torciaではチャット機能で質問ができたり、スタジオと比べてオンラインだとインストラクターの細部まではっきり見えるなど会員さんから嬉しいお声もいただいています。

それ以外にも座談会やクリスマスイベント・オンライン飲み会など、スタジオの中ではできないフィットネス以外のこともオンラインだからこそできています。

利用者と繋がりができることは、とても価値があることだと感じています。

会員数を増やすために自社で行っている施策などはありますか?

柳原:店舗スタッフにオンラインフィットネスと併用する重要性を伝えています。
店舗に契約しているお客様にもtorciaを有効利用してもらうことで、お客様にとってもプラスになるんだということをスタッフに周知しています。

「来れなかったから使っていた」「来れるようになったらもういらない」とスタッフも思いがちなんですが、そうではなくお客様の満足度向上につながります。そしてお客様の満足度がアップセルや継続にもつながりますし、売り上げにもつながります。

そのためにまずは社内の浸透や無料の開放なども行っています。

新規の会員獲得に向けた施策も行っていますか?

柳原:新規への施策は難しいなと思っています。コロナ禍はWeb検索からの流入も多かったのですが、最近は減ってきています。
今まではBtoCでしたが、今はBtoBtoCを考えています。企業の福利厚生、健康経営などのニーズが最近は多くあるので、そちらに販路を変えてみています。そしてより多くの方に広がり、社会が健康になればいいなと思っているんです。

<PLAY VIDEO STORESはこんな企業におすすめ>
コミュニティを持っている企業・自治体にはワンストップで動画配信ができるのでおすすめ。

今後の展望を教えてください

柳原:「健康で快適な生活文化の提案と提供」という経営理念を大切にしています。一般の方にもっと手軽にフィットネスをお届けしていきたいです。

僕らのユーザーは店舗の会員とそうではない方、に大きく分けられます。コンテンツの中身やニーズも全く違いますので、それぞれに適切なアプローチをしていきたいです。

どのような企業にPLAY VIDEO STORESをおすすめしたいですか?

柳原:動画販売をしたいと思っている企業は、Zoomを繋いだりすることと比べて、UX的にも一気通貫している方がいいと思うので、PLAY VIDEO STORESがおすすめです。
特に、お客様によりファンになってもらうため、継続してもらうために何かしたいという企業にPLAY VIDEO STORESはすごく相性がいいと思います。

健康経営でお悩みの企業や、過疎化・高齢化が進んでいる自治体が住民の方に健康を促進するためにご自宅向けに配信する。など、コミュニティを持っている企業・自治体は、ワンストップで動画配信できるのでおすすめです。

オンラインフィットネスとリアルな店舗をハイブリッドで使用してもらうことで、既存会員の満足度向上につながっているんですね!BtoCからBtoBtoCを広げていくことで、健康的な社会づくりにつながるというのはとても興味深いお話でした。弊社も動画配信面や運用支援のサポートなども含め、今後もご協力させてください。柳原さん、本日はお時間をいただき誠にありがとうございました。

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